2019.2.12
書籍『FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』を読みました。読んだ感想とメモを残しておきます。
この本から「思い込みの危険性と事実で判断することの重要性」を学びました。思い込みの危険性とその解決策について、著者の実体験を交えて書いてあるため読み進めやすいと感じます。
本書の初めのほうに、「ドラマチックな本能は人生に不可欠であるが、それでもドラマチックな本能は抑えるべきだ。何故ならありのままの世界を見ることができなくなってしまうから。それでは何が正しいのかがわからない」という内容のことが書かれています。
人間は脳の構造的に、瞬時に何かを判断する本能とドラマチックな物語を求める本能があるようです。それらの本能が必要な場面もありますが、事実に基づいた判断ができなくなってしまう原因にもなっているようです。
本書では「事実に基づく世界の見かた」について書かれており、事実に基づいて判断するとはどういうことなのかを知ることができます。自分は世界について何も知らないと思い知り、それと同時に多くの発見がありました。
本書を読み終えて、以下のことを意識しておきたいと思いました。
これらの内容はデザインにも活かせると思います。何かをデザインするときには、対象となるモノやコトを客観的に捉えることが重要だと思っています。思い込みを抑え、事実を元に物事を捉えるということを意識していたいです。