2022.12.25
良い戦略を立てる方法が学べる本です。良い戦略と悪い戦略の特徴を具体的に示し、戦略立案を設計と表現して話が展開されていきます。設計に携わることが多いデザイナーやエンジニアにとって共感や納得がしやすく、面白いと感じられるのではと思いました。2022年に読んだ本の中で最もためになったと感じます。
システム全体の性能は各サブシステムの能力だけで決まるのではなく、その組み合わせによって決まるのだということである。設計とは、その最適の組み合わせを見つける作業だと言える。
Richard Post Rumelt『良い戦略、悪い戦略(Japanese Edition)』
設計を「最適な組み合わせを見つけること」と表現しているのが、新しい発見でした。とても面白いと思いました。
あるレベルを越えるまではほとんど変化が表れないが、そのレベルを越えれば一気に大きな変化が表れること。